読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大学院生のブログ

人生まるごと今後の課題

人生初のネイルサロン報告

雑記 ファッション

今年の元旦、生まれて初めてネイルサロンへ行った。これまで実家ではいろいろなオシャレ(染髪、ネイルなど)が禁止されていたというのもあって、なんとなく手を出してこなかったのだ。

「実家から出た今、避けてきたオシャレにチャレンジするときがきたのでは?」

そんなわけで、ネイルサロンを体験してみた。3週間が経過したので(ネイルの交換時期は3週間)、思ったことなどを書いてみる。

これからネイルを体験したい人や、男性など、「爪に色を塗る意味」を考えたことのない人の参考になれば幸い。

「マニキュア」と「ジェルネイル」は違う

そもそも「ネイルアート」といっても種類がある。
一般的に、100円ショップなどでも購入することができ、セルフで簡単にできるのが「マニキュア」。対して、サロンでやってもらうのは「ジェルネイル」というものだ。

もちろん、道具さえあればセルフジェルもできるし、サロンでマニキュアを頼むこともできるが、大体こういう感じで住み分けがなされている。

これらの違いは主に「強度」「デザイン性」にあり、まとめると以下のようになる。

マニキュア

塗料みたいなもん。なので、除光液で簡単に落とすことができる。「土日だけ塗ってライブへ」みたいなことが簡単にできる。ただしちょっとの衝撃ですぐ剥がれる。

平面的なデザインならマニキュアでも可能。立体は難しそう。

職場でネイルがNGな人、頻繁にデザインを変えたい人、セルフで楽しみたい人向けかなと思った。

ジェルネイル

UVで硬化する合成樹脂。なので、除光液では落ちない。
自分で落とす場合、「アセトンを買ってコットンに染み込ませて指に巻いてアルミホイルで蓋をして柔らかくなったのをスティックでこすり取る」という、たいへん面倒な手順が必要。基本的にはサロンで落としてもらう。

「ソフトジェル」と「ハードジェル」があり、大抵の店は「ソフトジェル」を使うらしい。強度あたりに違いがあるそうだが、説明できるほど理解していないので割愛。

ジェルは立体的なデザインが可能。マニキュアと違い、ぶつけようが引っかけようが落ちない。というか落としたくても落ちない。(ただし、3週間以上つけっぱなしにすると爪がカビるぞ!)

職場でネイルOKな人、同じデザインを2週間〜3週間楽しみたい人、サロンでの時間を楽しみたい人向けかなと思う。

私の希望するネイル

さて、私は一日中パソコンのキーボードを打っている。爪が伸びてくると、キーボードの隙間に爪が引っかかって打鍵ミスが増えてしまう。そんなわけで、「長さを出す」のは難しそうだ。

いっぽうデザイン面(色など)には制限がない。邪魔にならなければいいかな、という程度のことで、派手な爪でも問題なし。

ただし私の爪は小さくて、タテよりヨコに長いタイプの爪なので、それでも似合うデザインにしてもらう必要がある。

これらの事情をまとめると、以下のような条件ということになるだろう。

  • 長さは出さない
  • 小さい爪でも似合うデザイン
  • 色はなんでもOK

さて、店に入って上記の条件をネイリストさんに伝える。

これまで私はなんとなく、「ネイルをするためには、爪が大きくなければいけない」と考えていた。しかしネイリストさん曰く、「爪が小さいほうが、似合うネイルもありますよ!」とのこと。

どうやら、「爪が小さいほうが、強い色・濃い色のネイルが似合う」らしい。爪の面積が小さいと、強い色を使ってもかわいい感じにまとまるのだそう。

というわけで今回はネイビーブルーを選択。そこに少しだけストーン(金色のツブ)を載せてもらうことにした。

施術の流れ

今回は一番ベーシックなコースを選択。施述時間は1時間半で、正月セールで3500円。

まずは手指を消毒し、爪を切られる。この「人に爪を切られる」工程、怖すぎて泡を吹きそうになった。長さだけは事前に、自分で調整しておくといいかもしれない。

爪やすりで先を処理し、今度は甘皮(爪の根元にある半透明の皮)の処理へ。
何らかの薬品で皮を柔らかくしたあと、木のスティックでぐりぐり押し上げられる。余った皮をニッパーでカット。怖い。

それから、何かドリル的なもので爪の表面を削られた。こうして表面をザラザラにしておくことで、ジェルの定着をよくするらしい。ドリル!怖い!なんかこう、歯医者がダメな人はネイルサロンもダメかもしれないと思った。爪を塗りにいってドリルが登場するなんて、完全に予想外だものな!?

さて、恐怖の時間は過ぎ去り、ここからは実際にジェルを塗布される。

ジェルは三層構造になっている。ベース、カラー、トップコート。片手ずつ交互に塗って、UVライトに突っ込んで固める。

ベースを塗ってもらう間にカラーを選び、カラーを塗ってもらう間にデザインを選ぶという感じ。時間にムダがない。最後はトップコートを塗って、完成!

サロンでの時間

体験してみて思ったのは、「人と話すのが好きじゃないとキツイかな」ということだ。

とくに「美容院でのフリートークがダメ」という人は多分、ネイルサロンはもっとダメ。なにせ頻繁に指を入れ替えたりしないといけないので、オタクの必殺技「寝る」が使えない。指に施術されているのだから、スマホを見るわけにもいかない。

必然的に何らかの会話を行う必要があるのだが……相手は細かい作業中。こちらから話しかけて、ミスを誘発するのもなんだかなあ、とためらう。

そうなるとネイリストさんが一方的に話しかけてくるわけだが、初対面の相手と話すことなんて天気の話か恋バナくらいしかない。

というわけで1時間半、えんえんネイリストさんの恋バナを聞く形になった。「サッカーやってる彼氏が、冬なのにハーパン(ハーフパンツ)履いててマジありえん」って話にウンウンうなずく1時間半。頭の中は、完全に論文のことでいっぱいだった。

ただ、会話のツラさを差し引いても、やっぱり「人に何かをキレイにしてもらう」っていうのは気分がいいこともわかった。カラーもデザインもいろいろあって、選ぶワクワク感もある。

施術中の会話に関しては、気の合うネイリストさんに巡り合うとか、無言でもいいサロンを探すとか(美容院にはトークなしのサロンもある)、友達同士で行って友達としゃべるとかすれば、最高に楽しい時間にすることができるだろう。

3週間を過ごしてみて

よかったこと

3週間過ごしてみて気付いたのは、やはり指先がきれいだとテンションが上がること。

たとえばキーボードを打つとき、コーヒーを持つとき。

そんな何気ない日常の仕草でも、自分の爪がきれいだと「ンフッ」となる。3500円で3週間も「ごきげんな気分」が買えるのだから、投資先としてはまあまあ優秀なんじゃなかろうか。

あとは衝撃に耐えてくれるのもいい。マニキュアなら過去、自分でやったことがあるのだが、やはりすぐに剥げてしまって見た目が悪い。マメな人間ではないので、「こまめに塗り替える」という対策は合わなかった。

困ったこと

いっぽう困ったことといえば、やはり自分で落としにくいがゆえ、この「ネイル輪廻」から抜け出すことができなさそうという点か。

ネイルを落とすには、どうやら2000円〜2500円くらいかかるらしい。

ただし「新しくネイルする場合、オフは無料」という料金体系のところが多いため、4000円前後払えばオフ + 新しいネイルを得られることになる。

そうなれば、「1500円多めに払って、新しいネイルをしようかな……」となるのが人の心理。リピーター獲得のために、よくできたシステムだと思う。

ただし、最近では100円ショップでもジェルネイルを落とすグッズが売っていたりするので、手間さえかければセルフで落とすことも可能。実際私もセルフで落とした。が……ものすごい時間と手間がかかった

慣れていないせいもあって、全体で3時間くらいかかってしまったのではないだろうか。金額的にはリムーバー・スティック代の216円で済むが、体力と気力が根こそぎ奪われる。不器用な人なら、大人しくネイル輪廻に飲み込まれたほうがいい気がする。

まとめ

オフ代まで含めると6000円くらいかかってしまうが、それでもいいかな……って思えるくらいにはご機嫌な気分になった。感覚としては、エステ系の贅沢に近い。

最近は「痛ネイル」とかも流行っているみたいで、たとえば「キャラのイメージカラーを塗る」なんていう方向性もアリじゃないだろうか。「いつでも指先に二次元の欠片がある」というのは、かなりごきげんな状態な気がする。ともかく目につくんですよ、爪。

そんなわけで報告でした。誰かの参考になれば。