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大学院生のブログ

人生まるごと今後の課題

レポ系ブログを書くときのコツ

出版小ネタ

今日のブログは備忘録。というのも昨日、いつも論文を見てもらっている先輩と喋っていて、「素人がブログを書く上で、どういうことを書けばいい記事になるか?(=ブログのアクセス数が上がるか?読者がつくか?)」という話になったからだ。

私はまだまだ経験の浅いぺえぺえライターだが、これまで私が色々な編集さんからご指導いただいた内容は結構「へぇ〜」となるらしい。一般化して使えるスキルかどうかは分からないけれども、自分の経験も踏まえて一応まとめてみることにした。

内容的には、旅行記やバードウォッチングの記録、各種レポートなど、幅広いテーマに使えるんじゃないかと思う。

(念のために書いておくけれど、これは本気で収益をはかりたい!稼ぐ!という内容の記事ではありません。趣味の記録をブログとして残す中で、できればちょっと多くの人にリーチしたら嬉しいな〜程度のメモ。本気でマネタイズするなら多分もっといろいろ必要です、多分)

「ニッチ」を狙え

これはテーマ選びの話。競争相手のいない(少ない)フィールドで戦うのはやはり有利だよ、という話だ。

たとえば京都市内の観光地を考えてみよう。清水寺金閣寺も嵐山も、どこも非常に美しい。ぜひ写真を撮って紹介したい……と思うのだが、やはりこういった観光地の情報は出尽くしている。予算・人員ともに規模の大きい大手メディアと戦う武器には、なかなかなってくれないだろう。

しかしその一方で、地域住民しか知らないような小さな神社・お寺さんはほとんど取り上げられることがない。そういった「ニッチ」に実際に足を運んで写真を撮り、記事を書くことで、競争相手のいないフィールドで戦うことができるのだ。(契約先のメディアでも、アクセス数が多いのはこういった「ニッチ」情報だそうだ)

読者の「ツアーガイド」になる

レポート系は「そこへ行くまでの道」「店の外観」こそ写真を撮ろう、という話。

ガイドブックでもWebサイトでも、基本的には結果の写真(=目的地の写真)しか載っていない。綺麗な写真に惹かれ、いざ行こうとすると「なんだよ、ハワイかと思ってたのにカリブ海だとぉ?」ってなったりする。こういった経験、誰にでもあるんじゃないだろうか。

ガイドブックだと「紙幅の都合」があるので仕方ないのだが、個人でやるブログならぜひ道中の説明も書いてみてほしい。「完成形しか写真のないレシピ本」ではなく、「作業途中の写真もあるレシピ本」のほうが初心者には優しいのである。

ちなみに、私が初めてテスト記事を納品したとき、まず直されたのはここだった。そのときはカフェの紹介を書いたのだが、私は多くの人と同じく、ケーキの写真と店内の写真だけを撮った。

しかしそれでは、店が少し入り組んだ場所にでもあったら読者がたどり着けなくなってしまう。もちろんメインコンテンツ(ケーキ等)の写真は重要なのだが、それよりも、「交通費」「どんなところに店があるか」「店の目印は何か」「行きやすいか、行きにくいか」といった情報のほうが重要な場合もある。目的地まで、読者を「連れていく」意識が求められるのだ。ライターとしての最初の学びがそれだった。

自分なりの「視点」を入れる

今やインターネットには情報があふれている。ある有名カフェを紹介したい場合、そのカフェの名前で検索すれば無数に情報がヒットするだろう。そんな中で「〜に行きました。おいしかったです」としか書かれていないブログを発信したとしても、その情報のもつ価値は低い。

ではどういう情報なら価値が出てくるか?それは自分なりの「視点」がある情報だ。

たとえば同じカフェを対象にしたとしても、学生なら学生だからこそ、家族連れなら家族連れだからこそ気付けるポイントというのがあるはず。

ただコーヒーやケーキの写真を撮って「おいしかった」と書くのではなく、

  • 学生
    「読書しながら長居できるカフェです」
    「値段の割に量が多くてお得感があります」
  • 家族連れ
    「子供連れがほかにも多いので行きやすい」
    「子供向けメニューが充実」

といった、自分なりの視点を盛り込むことによって情報の質が変わってくる。
自分の属性(老若男女、予算感、好みなど)を分析して、同じ属性の人々が必要とするであろう情報を発信すれば、情報に価値が出てくる。

とくに「ニッチ」スポットではなく、メジャーどころを紹介する場合にこそ、絶対にこの点は意識しておきたい。

まとめ

以上の内容をまとめると、重要なのはこの3点ということになる:

  • テーマは「ニッチどころ」を狙う
  • 読者を目的地に「連れて行く」気持ちで書く
  • メジャーどころなら「独自の視点」を意識

記事を書くのに慣れてくると、「子供連れの人によさそうだな」「カップルにはおすすめできないな」と複数の視点を持てるようになったり、記事の構成を想定したうえで「ここらへん、道がわかりにくいから撮っとくか」と考えられるようになったりしてくる。こうなると、記事の作成もだんだん楽になってくる。

あとはこういう訓練をすることで、個人の記録ブログとしても質が上がってくる広島の旅行記を書いて分かったけれど、道中の写真というのは案外、みんな撮らないらしい。あとから見返すと目的地の写真ばかりでなんか味気ない、という結果に陥りがちだそうだ。きちんと道中の写真、そこでの感想を残しておくことで、あとから自分が見返したとき、もう一度その旅行に行くような思い出し方をすることができる。

個人的にも、その人の人柄が出た旅行記やブログは好きなので、ぜひどんどん書いて公開して欲しいな。今日の記事が誰かの参考になれば。