読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大学院生のブログ

人生まるごと今後の課題

「京都生ショコラOrganic Tea House」さんが超おすすめ

これまで私はグルメというものにさほど興味を持ったことがなかった。実家のあった兵庫県のとある町が、びっくりするほど田舎だったというのが大きいだろう。コンビニすらまともになく、イオンが唯一の商業施設のような場所。当然、おしゃれなカフェの存在など期待すべくもなく、それらとは縁遠い日が続いた。おしゃれ飲食店との縁がつながりはじめたのは、大学院進学とともに京都へ引っ越してきてからのことである。

京都はともかくカフェが多い。しかも場所に応じて個性豊かである。大学近くのカフェはだいたいコーヒーが美味しく、長居しても怒られない。そして値段が安い。良くも悪くも昔ながらの喫茶店という感じで、未だに喫煙可の店も多くある。接客もゆるめ。もっとも、これは私の通う大学の性格に引きずられている部分が大きそうだ。某女子大の近くなんかには、いわゆる「町家改装」系のお店が多かった気がする。値段はふつう。食器はほっこりテイストで、ラテアートを施してくれる店も多い。いっぽう繁華街である四条通近くのカフェには、いかにも「Instagram向け」の、見た目のかわいいメニューが豊富で、日曜になると冗談抜きで50人くらい並んでいる。そしてその人たちがアップしたInstagramの写真を見て、また列が長くなる。そんな感じだ。

ところで本題に入ると、カフェといえば「京都生ショコラ organic tea house」さんがとんでもなくおすすめという話だ。所在地は平安神宮ロームシアターのある岡崎エリア。住宅地を「ほんとにこっちで合ってるのか?」と進んでいくと、こういう見た目の店舗が出現する。

 

f:id:zarameyuki:20161229212609j:plain

 

f:id:zarameyuki:20161229212623j:plain

ものすごく入りにくい。大丈夫なのかなこれ。なんか鬱蒼としている。

多少、不安を感じながら入ってみると、

f:id:zarameyuki:20161229212627j:plain

さっそく犬が寝ており、

f:id:zarameyuki:20161229212629j:plain

さっそく猫が寝ている。

犬の時点で相当戸惑ったのだが、それを見た店主が「犬をまたいで入ってください」とコメント。ゆるい。

猫を横目に畳に腰を下ろすと、かっぽう着の女将さんがメニューとお茶を持ってきてくれる。この女将さん、カナダの方だそう。店主はニューヨークの日本領事館でシェフを務めていた方だそう。すごい。期待が高まる。

そしてやってきた生ショコラがこちら。

f:id:zarameyuki:20161229212635j:plain

結論からいうとわけがわかんほど美味しかった。ひんやりとした生ショコラが口の中でまろやかに溶けていく。いったい何をどうしたらこんなに美味しいチョコレートが作れるのだろう。抹茶の苦味がほどよくマッチし、後味さわやか。すごい。

f:id:zarameyuki:20161229212639j:plain

店内にはBGMもなく、ファンヒーターの音だけが小さく聞こえてくる。縁側の奥に見える庭もなんともゆったりしている。許されるなら畳にゴロンとして寝たい。実家に帰ってきた気分である。

f:id:zarameyuki:20161229212647j:plain

「ファンヒーターの前」という特等席を陣取ったくだんの猫は、

f:id:zarameyuki:20161229212649j:plain

少し起きて毛づくろいをしたかと思うと、

f:id:zarameyuki:20161229212651j:plain

体勢を変えてまた眠っていた。猫はいいなあ。猫になりたい。

f:id:zarameyuki:20161229212655j:plain

ともかくこのお店はおすすめ。メニューもお手ごろ価格だし(写真のセットは確か1000円くらい)、落ち着いた気分でおやつタイムを過ごせる。岡崎エリアは観光スポットが集中しているせいかいつも賑わっているのだが、ここはいい意味で静か。京都はえてして「観光疲れ」に悩まされがちな都市なので、よそから友達を招く機会などにはぴったりだろう。チョコレートがもっと食べたければテイクアウトもある。帰りの新幹線内で食べるのもいいんじゃないかと思う。ぜひ訪れてみてください。

f:id:zarameyuki:20161229212656j:plain

ちなみに、来るときにまたいだ犬は、帰りの時点でも寝ていた。

f:id:zarameyuki:20161229212633j:plain