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大学院生のブログ

人生まるごと今後の課題

吉田寮のおかげで英語が話せるようになった

修論提出のちょっと前、あまりにも鬱屈していたので、留学生との交流事業に顔を出した。折り紙のワークショップで、留学生たちと一緒にいろいろ折るアクティビティ。私は折り紙が趣味なので、この記事で紹介したような作品を持っていったら、たいへん喜んで…

結婚の利便性について

子供をつくる意思がない。生まれてこのかた、そんな願望が発生したことがないのである。 中学生のころには、「大人になれば自然発生的に備わるものだろう」と考えていた。大人になれば、きっと芽生えるものだろうと。しかし生殖可能になり、いわゆる「適齢期…

東京へ行った

東京へ行った。苦手な街だ。用事があって、それで行った。そうでなければ行きたくなかった。東京は私が「持たざる者」だと、冷たく突きつける街だから。 生まれてこのかた、関西から出たことがない。初めて東京へ行ったのは高校生のときで、とにかく「怖いと…

数日間休みます

毎日更新してきたブログですが、多忙による体調不良のため、数日間更新を休止します。19日から22日まで京都を離れるため、再開は遅くとも3月23日を予定しております。恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただければと思います。 (2017/3/24追記) 京都へ戻…

『ラ・ラ・ランド』を見た

あなたには夢があるだろうか。 私にはある。あった。小説家になりたかった。けれどなれなかった。何故か?知らん。 ともかく話を小説家に絞って進めよう。ちょっとこの記事を読むのをやめて、知っている小説家の名を挙げてみてほしい。いったい何人出てきま…

イチオシ文房具を紹介するぜ

LOFTの文房具コーナーが好きだ。私が子供の頃と比べて、便利な文房具がたくさん発売されている。新しいノートが新鮮なイマジネーションをくれるように、自分に合った文房具と出会うと、自分のクリエイティビティが無限に広がっていくような気すらする。 そん…

新しい手帳を買った

7月23日生まれである。文月の文の日と考えれば覚えやすい誕生日だろう。今年の7月がやって来れば、私は26歳になる。20代も後半戦、いろいろと悩ましい年齢である。 ふと自分のことを考えてみて、望んだ世界に近づいてはいる。文章を書くことで報酬を得ている…

神戸「どうぶつ王国」でフレンズたちに会いに行く

約1年ぶりに、神戸の「どうぶつ王国」へ行った(正確には、その前にファッション美術館へ立ち寄り、空港へ行った)。 この「どうぶつ王国」は、以前は「花鳥園」と呼ばれていた場所である。ガチガチに柵がしてある通常の動物園とは違い、比較的フリーダムに…

logicool MK245 NANOの購入と設定

Macの美しさは議論の余地がない。アルミユニボディの上品な輝き、そっと光るアップルマーク。使っていて変なアドレナリンが出るほど、マジ半端ないマシンのはず……なのだが。 キーボードだけはいただけない。なんだ、このペチペチした感触は。しばらく使えば…

介護施設への見舞い

祖母を見舞いに、介護施設へ行った。以前「認知症になった祖母」で書いた通り、祖母は重度の認知症であり、自立した生活がもはや困難である。ところが特別養護老人ホームには空きがない。そのため、1日ごとの契約をするショートステイにお世話になっている。…

なぜ金にもならないブログを書くのか

ブログを書きながら時折、何故自分はこんなことをしているのだろうと考えることがある。 駆け出しといえど、金をもらって書く身である。映画や書籍のレビューなど、依頼されて書いたのであれば、5000円ほどは請求するような文字数だ。もちろん趣味の書き物だ…

『桐島、部活やめるってよ』を見た

とんでもない映画を見た。この日曜に見た『ラ・ラ・ランド』は残念ながら好みには合わなかったが、この映画だけはとんでもない。まるで自分が見た光景が、そっくりそのまま映像化されたような衝撃。『桐島、部活やめるってよ』という映画である。 この作品は…

リラックスアイテムや運動について

ここのところ、急激に仕事が増えた。期末だからか知らないが、目の回るような忙しさである。新しい研究のネタがあるのに、思うように時間が取れない。しかしまあ、食うに困るより100倍マシなのでよしとする。新しいキーボードが欲しい。 さて、そんなわけで…

さばとら猫とひきがえるの事

実家はとても田舎だったので、どこからともなく猫が湧いてきた。そういった猫は、ときには段ボールに詰め込まれて、ときには裏の林の中で、私たち住民に発見された。雨の夜、必死に声をあげる猫を無視することはできなくて、懐中電灯とにぼしを持って「チチ…

方言調査に見るアイデンティティ

一般に言語というものは、その人のアイデンティティの一角を担うものだといっていい。今でこそ「標準語」が一般的となり、人の往来も増えたことで、「共通語」としての東京方言が台頭してはいるが、いくら身なりを整えたところで「ぼろ」は出る。思わぬとこ…

志賀直哉『城の崎にて』に流れる死生観

老いと孤独と死のことばかり考えている。私が死を想うとき、いつも心に浮かぶのが、志賀直哉『城の崎にて』である。高校を出るまでに教科書で読んだ作品の中で、およそ『城の崎にて』ほど心に残ったものはなかったろう。それくらい、私にとっては愛おしく、…

認知症になった祖母

久しぶりにわんわん泣いた。祖母が介護施設に入居したからだ。何度か書いているように、祖母といっても実質の親、「母親」として私をここまで育ててきた人である。そんな人が認知症になり、もはや自分のこともわからず介護施設にいるというのだからこたえた…

「内容量減らし」に覚えるわびしさ

少し前に、チョコレートムースか何かを作ろうとしたときのこと。ちゃんと分量は量ったはずなのに、なんだか以前と違う感覚がした。一体これはどうしたことか。 不思議に思いながら、明治の板チョコのパッケージを見る。おかしいなあ、あんた2枚分でよかった…

虫歯になった

この間、グミを食べていたときのこと。明らかに「あってはならない痛み」が走るのを、右の奥歯に感じた。虫歯だ。頭では理解したものの、心が納得するとは限らない。数日間、おのれとの対話を試みた上で、辛抱たまらず歯医者へ行った。痛みだけがこの世のリ…

目が痛い

ここ数日、目の調子があまりよくない。眼鏡をかけていても字がちらつくし、目の奥がぎゅうっと痛いような感じがして、「光が目に痛い」のだ。 この症状は、論文を出し終えたあとくらいから自覚するようになった。はじめは視力が下がったのかと思い、(うっか…

「京大100人論文」を見てきた

先週は、「京大100人論文」の展示を見に行った。これは異分野コミュニケーションを活性化するための試みで、総長裁量経費事業として行われているらしい。 http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/ 詳しい説明は上に示したWebサイトを見ていただくとして、今日はその…

ブログを始めて2ヶ月経った

ブログを始めて2ヶ月が経った。ありがたいことにコメントや言及などもいただけるようになり、「世の中に向けて書いている」ことの重みと楽しみを感じている。そんなわけなので、今日はこの2ヶ月(とくにここ1ヶ月)についてまとめておこうと思う。 方向性が…

いちごの思い出

いちごの季節である。もう終わりかけなのかもしれないが、とりあえずいちごの季節だ。 いちごと聞いて思い出すのは、実家のバス停のことだ。私の実家はけっこうな田舎で、畑や田んぼの中心に、ちょろっとずつ家が建っている。私が通学に使っていたバス停の裏…

「自炊めし」の価値を再認識する

唐突でなんだが、私は自炊が嫌いである。根本的には面倒臭がりというのがあり、いちいち食器や調理器具を洗うのが面倒で仕方がない。できれば一生、台所には近寄りたくないと思ってこれまでの時間を過ごしてきた。 今は便利な時代である。大学の周りにはいく…

アジアの魔窟「九龍城」が好きだ

九龍城が好きだ!誰がなんと言おうとも。「東洋の魔窟」、アジアンカオスの総本山。実際に暮らした人がいるのだから、こういう表現をしてもいいのか迷うけれど、やっぱりロマンのある場所だと思う。というわけで、図書館でこういう本を借りてみた。 blog.lv9…

アプリ『Forest』で原稿をモリモリ進めよう

原稿をやらなきゃいけないのに、ついついスマホをいじってしまう。まさに依存症と言わざるを得ない状況だが、同じような悩みを抱えている人は、けっこう多いはずだ。たとえば先日、Twitterで見かけたこの漫画。 無自覚でこんなんやって怖いときある pic.twit…

スタバのスコーンを作る(200円くらい)

ホットケーキミックス。それは、無限の可能性を秘めた粉である。 ホットケーキミックスには、小麦粉や砂糖、ベーキングパウダーなどが絶妙な加減で配合されている。煩雑な計量や繊細な作業を伴うことなく、ふっかふかのパンケーキが焼けてしまうのだから、開…

「ちりめんモンスター」を探す

ちりめんモンスター。それは私を夢中にさせる、魅惑の遊びである。 ちりめんじゃこを食べていると、時折、ちいちゃなタコやエビが現れることがある。そういった「モンスター」を見つけると、なんだか嬉しい気持ちになる。たとえるならそれはハートのピノ。宝…

「出町桝形商店街」の不思議スポット「風の駅」

この日曜日には京都マラソンがあり、かなり広い範囲が通行止めになる。マラソン中は道路を横切ることができず、迂回路もはるか先のほうに設定されていることが多い。よほどの用事がない限り、家から出ないほうが賢明だ。 そういうわけなので、散歩がてら、食…

修士課程・留年のまとめ

ブログのアクセス解析などを見ていたところ、面白いことがわかった。どうやら私のブログには、「修士課程 留年」というワードで検索して訪れてくださった人が多いようなのだ。その「留年エントリ」は以下の記事である。 zarameyuki.hatenablog.com 「修士課…

編集者の「ノート」へのこだわり

ロフトや東急ハンズへ行くと、必ずと言っていいほど文房具フロアに行ってしまう。今の道具で足りないものはないのに、ついついいろいろ見てしまうのだ。さすがに大人になったから、「買う」という行動までたどり着くことは少なくなり、「ただ、見ているだけ…

ブログのブランディングをする(第2回「配色を決める」)

というわけで、今日はブランディング練習の第2回「配色を決める」。いろいろと勉強しながら、自分のブログに使う色を決めていく。果たして私は、ナウなヤングにバカウケのドラスティックでスタイリッシュなWebサイトを作ることができるのか。 (第1回はこち…

人生の「未履修科目」

最近、とある人から「幼児期が未履修」だと言われた。未履修。必修の授業を、きちんと受講していないことだ。私はこの言葉を聞いて、なんだか救われた気持ちになった。 私は母親を8歳でなくしたので、高校卒業までは祖父母の家で育った。父親はいたが、仕事…

ブログのブランディングをする(第1回「イメージカラー」)

ブログを始めて1ヶ月半。そろそろ記事もたまってきて、ありがたいことにコメントなどをいただく機会も増えた。「せっかくこれだけ頑張ってるんだから、そろそろブランディングとかしていったらどう?」とは友人諸氏の言。 なるほど確かに、私のブログには「…

『たのしいケーキやさん』で遊んだ

突然ですが、小さい頃の夢はなんでしたか。 何歳あたりでジェンダーロールが固定されるのかは知らないが、なぜか女の子はケーキ屋さんとかお花屋さんになりたがる。私?私はそんなこと思ったことないよ。小さい頃から「はかせ」になりたいって書いてました。…

「転職サイト」に登録した話

大学院もM2に差し掛かると、ちょっと血迷う時期がある。同級生との経済格差も相まって、「しゅ、就活とかしてみる……?」みたいな気分になってくるのだ。こういう体験、私だけかと思ったら、案外多くの先輩たちが体験したらしい。「今では立派なあの先輩も、…

『けものフレンズ』に見るポストアポカリプス考察が面白い

第1話の「視聴者厳選」 だんだんと怪しくなる空気 「かばんちゃん」は何者なのか 「ツチノコ」などのセリフから垣間見る世界観の切れ端 SF好きならメチャクチャ楽しめる、闇のアニメ もう散々、言い尽くされていることかもしれないが、『けものフレンズ』が…

オタクのファッション問題について

解決策を出せ ファッション攻略Wikiをくれ 現代ファッション、複雑すぎ問題 ファッションは誰のためのものか 私なりの解決策 私なりの解決策② 結論 関連記事 最近、オタクのファッションを(自虐的に)あげつらうコンテンツが増えてきた。*1 たとえばこの記…

『万葉集』における「発言小町」案件

私の入学した学部は、教育も福祉も文学も語学も言語学も、すべてがごった煮のようになった学部だった。 経済学部だけはかろうじて独立していたが、ほかの「文系」っぽい学問はすべて乱暴に突っ込まれていた。乱雑なくくりには「文系軽視」という声もあったが…

女子会と趣味と書くことと

久々に高校の同級生たちと「女子会」をした。女子会といってもいわゆる「恋バナ」は全く登場しなくて、互いにスマホの画面を見せ合いながら「最近はこのゲームやってる」「推しが尊い」ってな感じの話ばかり。恋人がいる子も多いはずだけど、まあ、それとこ…

ON/OFFの切り替えが下手だ

論文を書き終えると、一般にひとは「ふう〜」ってな感じで一息つけるものなのだろうか。 修論を提出したら、ポケモンを買おうと思っていた。写真を撮りに行こうと思っていた。映画を見ようと思っていた。 ところが実際、論文を出してみると、まずその2週間後…

「私」の危うさと『ドーナツホール』

「ドーナツの穴みたいにさ 穴を穴だけ切り取れないように あなたが本当にあること 決して証明できはしないんだな」 ハチ MV「ドーナツホール」HACHI / DONUT HOLE - YouTube ハチ(米津玄師)『ドーナツホール』の歌詞である。私はこの歌詞に、いつもウンウ…

吉田神社の「節分祭」(2017年)

2月2日から4日までの間は、大学のすぐ隣で吉田神社の「節分祭」が行われた。 思えば京都に引っ越してくることになり、契約したアパートの鍵をもらったのが節分祭のときだった。いくつになっても祭りは好きだ。公聴会のあと、長く続く屋台をぐるりとまわった…

井上章一『京都ぎらい』感想

2016年度の新書大賞を受賞した、井上章一『京都ぎらい』。とかく「京都サイコー」「千年の都」と持て囃す本が多い中で、なかなかパンチの効いた本が出たもんだなと思う。 www.j-cast.com 私はハナから「よそさん」なので、どちらかというと「京都サイコー」…

最近遊んでいる「放置ゲー」たち

最近、「能動的なゲーム」があまりできなくなった。いまだにiPhone5Sを使っているせいだろうか、すべてのボタンが小さすぎるのである。 ゲームのシステムも複雑化してきて、一体何をどうすればいいのかよくわからない。小さい頃は、「最近のゲームは小難しく…

映画『ユー・ガット・メール』と文通の記憶

昨日は『ユー・ガット・メール』(1999年)を見た。Amazonプライムはほんとうになんでもあるなあ(※効果には個人差があります)。知人が「Amazonプライムは基本的人権」と言っていたのが分かってしまった気がする。ところでGoogleといいAmazonといい、巨大資…

京都の「日常」

ここ3年で、「学生の馴染みの店」が次々と閉まった。どれも何十年と営業していらっしゃったお店で、学生の腹をリーズナブルな価格で満たしてくれた。こういった店は、たとえば経営の赤字で、たとえば店舗の移転で、たとえば店主のご病気で、その歴史に幕を下…

映画『ヘアスプレー』に登場するファッションについて

この週末は、映画『ヘアスプレー』(2007年製作)を久しぶりに見た。ミュージカル映画というものは、思わず踊りだしたくなるような活気にあふれていて、見ていて楽しい。この『ヘアスプレー』も、黒人差別やルッキズムという重ためのテーマを扱っていながら…

地面を見るのが好き

「目」を持っていなければ、見ることのできないものがある。 写真を撮り始めてからは、そんな風に思うことが多くなった。たとえ目の前のものごとは同じでも、感じること、考えることは人によって違う。それは分かっていたはずだけれど、写真を撮ることで、そ…

京都府立植物園に行った

この週末はずいぶん天気がいい。久しぶりに、植物園へ向かうことにした。 京都府立植物園は、日本で最初の公立総合植物園である。開園は大正13(1924)年。戦時中にはいろいろと大変な目にあったようだが、今では市民の憩いの場・学習の場としてひらかれてい…